記事一覧

新しい詩「星のうた」を公開しました

ホームページ『愛のうたの絵ほん』の「虹・新しい詩」に、新しい詩「星のうた」を発表しました。  詩「星のうた」 お読み頂けたらとても嬉しいです。...

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新しい詩「微笑みふっくら お月さま こころ絵ほん(はち)」を公開しました

ホームページ『愛のうたの絵ほん』の「虹・新しい詩」に、新しい詩「微笑みふっくら お月さま こころ絵ほん(はち)」を発表しました。  詩「微笑みふっくら お月さま こころ絵ほん(はち)」 お読み頂けたらとても嬉しいです。...

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おたまじゃくしの真実。草野心平(二)

 草野心平の詩集『第四の蛙』(1964年、61歳)から、前回に続き好きな詩を紹介し、私の詩想を記します。 この詩集の出版以降も彼は亡くなるまで詩集を出し続けました。蛙の世界を離れた彼の新しい詩の多くは、一人称の心平の思いを吐露したもののように感じます。直情、直述には良い面悪い面、強い面弱い面が、表裏のようにあると私は考えています。 構築した作品の世界、蛙の世界では、心を述べ伝えようとするのは語り手の蛙で...

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蛙の合唱。草野心平(一)

 私の好きな草野心平の詩を3回に分けてとりあげ、みつめます。彼の生まれは1903年(明治36年)で、前回までみつめた山之口貘と同年生まれです。獏が私の生年に60歳で亡くなったのと対照的に、心平は1988年まで長くしぶとく生きました。でもそれ以上にふたりの詩人に共通しているのは、各々の詩の独創性です。 貘の詩も、心平の詩も、それぞれのひとりだけの顔立ちで、読めば貘、心平だとわかる心のしわが深くきざまれた独自の表情...

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詩人・田川紀久雄の詩語り

 詩人の田川紀久雄さんのブログ「漉林書房通信 田川紀久雄日記」を、リンクに追加させて頂きました。詩や詩語りについて模索し続ける熱い想いを、癌と闘病されながら日々記されています。お読み頂けたら嬉しく思います。 田川さんは、坂井のぶこさんと次の通り、詩語りを行われます。「第4回 いのちを語ろう ―生と死をみつめて―」 演目予定(自作詩・金子みすゞ・高畑耕治) 日時:3月10日(土)午後1時45分開場、午後2時開...

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地球の上での感受性。山之口貘の詩(三)

 沖縄出身の詩人、山之口貘(やまのくち ばく)の作品を通して詩を見つめ考えています。好きな詩の引用に続けて、☆印の後に、私の詩想を記します。最終の今回テーマは感受性、時間感覚、宇宙感覚です。  夜僕は間借りをしたのである僕の所へ遊びに来たまへと皆に言ふたのであるそのうちにゆくよと皆は言ふのであつたのである何日経つてもそのうちにはならないのであらうか僕も、僕を訪ねて来る者があるもんかとおもつてしまふの...

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ユーモア、言語感覚。山之口貘の詩(二)

 沖縄出身の詩人、山之口貘(やまのくち ばく)の作品を通して詩を見つめて考えています。好きな詩の引用に続けて、☆印の後に、私の詩想を記します。今回のテーマはユーモアと彼独自の言語感覚です。  再会詩人をやめると言つて置きながら詩ばつかり書いてゐるではないかといふやうにつひに来たのであらうか失業が来たのであるそこへ来たのが失恋である寄越したものはほんの接吻だけで どこへ消えてしまふたのか女の姿が見えな...

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心、ヒューマニズム。山之口貘の詩(一)

 沖縄出身の詩人、山之口貘(やまのくち ばく)の詩が私は好きです。生年は1903年(明治36年) で、1963年私が生まれた1ヶ月ほど後になくなったんだと知りました。 今回から3回、私が若い頃愛読した彼の詩を通して詩を見つめなおし考えます。各回とも好きな詩の引用に続けて、☆印の後に、私の詩想を記します。今回のテーマは人の心、ヒューマニズムです。  来意もしもの話この僕がお宅の娘を見たさに来たのであつたならをばさ...

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心の歌、魂に響く詩を。『地獄の歌 火の聖女』(七)

 詩人・森英介、本名佐藤重男の詩集『地獄の歌 火の聖女』をみつめています。 彼の詩集から、強く感動した詩篇全体作品と、強い響きの詩句を含む詩連を選びました。(抄)とある詩は全体ではなく、引用を略した詩連があります。またこの詩集には聖書や他の詩人の詩からの多くの詩句引用があり、詩集を構成する一部として鑑賞できますが、以下では略しています。 この詩人と詩集について最終の今回は次の五つの詩を感じとり、私...

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美しい絵と音、いのり。『地獄の歌 火の聖女』(六)

 詩人・森英介、本名佐藤重男の詩集『地獄の歌 火の聖女』をみつめています。 彼の詩集から、強く感動した詩篇全体作品と、強い響きの詩句を含む詩連を選びました。(抄)とある詩は全体ではなく、引用を略した詩連があります。またこの詩集には聖書や他の詩人の詩からの多くの詩句引用があり、詩集を構成する一部として鑑賞できますが、以下では略しています。 今回は次の四つの詩を感じとり、私が感動したままに詩想を☆印の...

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太宰治と森英介。『地獄の歌 火の聖女』(五)

 詩人・森英介、本名佐藤重男の詩集『地獄の歌 火の聖女』をみつめています。 彼の詩集から、強く感動した詩篇全体作品と、強い響きの詩句を含む詩連を選びました。(抄)とある詩は全体ではなく、引用を略した詩連があります。またこの詩集には聖書や他の詩人の詩からの多くの詩句引用があり、詩集を構成する一部として鑑賞できますが、以下では略しています。 今回は次の二つの詩を感じとり、私が感動したままに詩想を☆印の...

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愛の純詩『地獄の歌 火の聖女』(四)

 詩人・森英介、本名佐藤重男の詩集『地獄の歌 火の聖女』をみつめています。 彼の詩集から、強く感動した詩篇全体作品と、強い響きの詩句を含む詩連を選びました。(抄)とある詩は全体ではなく、引用を略した詩連があります。またこの詩集には聖書や他の詩人の詩からの多くの詩句引用があり、詩集を構成する一部として鑑賞できますが、以下では略しています。 今回は次の二つの詩を感じとり、私が感動したままに詩想を☆印の...

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詩ごころ子どもごころ。『地獄の歌 火の聖女』(三)

 詩人・森英介、本名佐藤重男の詩集『地獄の歌 火の聖女』をみつめています。 彼の詩集から、強く感動した詩篇全体作品と、強い響きの詩句を含む詩連を選びました。(抄)とある詩は全体ではなく、引用を略した詩連があります。またこの詩集には聖書や他の詩人の詩からの多くの詩句引用があり、詩集を構成する一部として鑑賞できますが、以下では略しています。 今回は次の三つの詩を感じとり、私が感動したままに詩想を☆印の...

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いのり・魂・心・歌・詩『地獄の歌 火の聖女』(二)

 詩人・森英介、本名佐藤重男の詩集『地獄の歌 火の聖女』をみつめます。 彼の生きざまを前回記しましたが、彼も詩人の峠三吉や原民喜、作家の太宰治と同じ過酷な時代を生き抜いたひとりの人間の心を深く知る文学者です。 今回から、彼の詩を次のようにとりあげみつめていきます。彼の詩集は7百頁を超え、九十余篇の詩で構成されていて、個々の詩も長い作品が多くあります。どのような引用が最も良いか考えました。 私は詩を...

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詩集『地獄の歌 火の聖女』と詩人(一)

 新しい年の初頭にあたり、新しい詩から発表を始めたい気持ちが強くありますが、作品は容易には生まれ笑顔をみせてくれませんので、詩について書きたいことから書き始めます。 今回からしばらく、詩集『地獄の歌 火の聖女』の詩人・森英介、本名:佐藤重男の詩をみつめ考えていきます。 私は昨年暮れに詩人・中村不二夫さんの詩論集『詩の音』に収録された「森英介『火の聖女』」を読むまでこの詩人のことをまったく知らず、出...

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プロフィール

高畑耕治

Author:高畑耕治
Profile:たかばたけ こうじ
1963年生まれ大阪・四條畷出身 早大中退 東京・多摩在住

詩集
「銀河、ふりしきる」
2016年イーフェニックス
「こころうた こころ絵ほん」2012年同上
「さようなら」1995年土曜美術社出版販売・21世紀詩人叢書25
「愛のうたの絵ほん」1994年同上
「愛(かな)」1993年同上
「海にゆれる」1991年土曜美術社
「死と生の交わり」1988年批評社

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