記事一覧

詩文集『生存権はどうなった』に作品掲載しました。

詩文集『生存権はどうなった』(穂苅清一、井上優、佐相憲一編、コールサック社、2015年8月30日)が発売されました。日本国憲法 第25条「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」いま国は、憲法のこの条文を、守り努めることを怠り、国民の権利を軽んじ奪おうとさえしています。代議員、公職に...

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詩人・亜久津歩、詩4篇をHPで紹介しました。

 私のホームページの「好きな詩・伝えたい花」に、詩人・亜久津歩(あくつ・あゆむ)さんの詩4篇を紹介させて頂きました。   詩「 命綱 1 」、詩「 命綱 3 ―友人Kに感謝を 」、詩「 粉雪の舞う夜に 」、詩「 がんばれ 」                                              (詩のタイトルをクリックするとHPをお読み頂けます)。  亜久津歩さんの詩集『いのちづな うちなる”自死者”と生...

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詩人・中村純、詩3篇をHPで紹介しました。

 私のホームページの「好きな詩・伝えたい花」に、詩人・中村純(なかむら・じゅん)さんの詩3篇を紹介させて頂きました。   詩「海の家族」、「生まれなかったあなたへ」、「愛し続ける者たちへ」                                               (詩のタイトルをクリックするとHPがお読み頂けます)。  中村純さんの眼差しはいのちをまっすぐにみつめています。  出産の時...

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詩人・井上優、詩3篇をHPで紹介しました。

 私のホームページの「好きな詩・伝えたい花」に、詩人・井上優(いのうえ・ゆう)さんの詩3篇を紹介させて頂きました。   詩 「明日が始まるとき」、「蜜」、「子どもの黄色いクツ」                                               (詩のタイトルをクリックするとHPをお読み頂けます)。  井上優さんは生まれながら詩人にしかなりえない人間がもつものを抱えていると私は感...

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寺井青の詩「パンジー・相聞」

 私のホームページの「好きな詩・伝えたい花」に、詩人・寺井青さんの詩を紹介させて頂きました。  詩「パンジー・相聞」                                              (クリックしてお読み頂けます)。  この詩は寺井青さんの代表作、少なくとも一読者としての私にとってはそうです。200行を越える長篇詩ですが、一息に  読めてしまう、作品の、作者の力を感じずにはい...

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詩人・常山満と詩誌「ジュラ」(三)過去、現在、未来の詩人も。

 抒情詩人・常山満(つねやま・みつる、1947年~2012年)が創刊、発行した詩誌「ジュラ」に彼が情熱を込めて書き記した詩論、詩への想いを読み返して、私の共感と詩想をこだまさせています。その最終回です。 今回は詩人・常山満が、詩誌「ジュラ」の第2号に記した「御意見に答えて」です。彼が創刊号で掲げた詩想に対する反響、意見に対して、踏み込んで彼の詩観を伝えようとした言葉です。 まず出典から彼の言葉を引用し読み...

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詩人・常山満と詩誌「ジュラ」(二)独自の魂をうたい、万人の魂を。

 抒情詩人・常山満(つねやま・みつる、1947年~2012年)が創刊、発行した詩誌「ジュラ」に彼が情熱を込めて書き記した詩論、詩への想いを読み返して、私の共感と詩想をこだまさせています。 今回は詩人・常山満が、詩誌「ジュラ」の創刊号に掲げた「詩の存在価値と現代詩」です。まず出典から彼の言葉を引用し読みとり、呼び覚まされた私の言葉を続けます。● 以下、出典からの引用です。  詩の存在価値と現代詩   詩は詩...

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詩人・常山満と詩誌「ジュラ」(一)。抒情を、詩を。

 私のホームページで詩人・常山満(つねやま・みつる、1947年~2012年)の詩を三篇紹介させて頂き、彼の詩と詩誌について言葉を添えました。 今回からの三回、常山満が創刊、発行した詩誌「ジュラ」に彼が情熱を込めて書き記した詩論、詩への想いを読み返して、私の共感と詩想をこだまさせます。 初回は詩人・常山満が、詩誌「ジュラ」の創刊号に掲げた「創刊に寄せて」です。まず出典から彼の言葉を引用し読みとり、呼び覚まさ...

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詩人・常山満の抒情詩と詩誌「ジュラ」。

 私のホームページの「好きな詩・伝えたい花」に、詩人・常山満さん(つねやま・みつる、1947年~2012年)の詩を紹介させて頂きました。 出典は『新潟魚沼の抒情詩人 常山満詩集』(寺井青編、喜怒哀楽書房、2014年)です。  詩「ジュラの風 ( 時折ぼくは― )」「ジュラの風 ( 長い白壁の― )」「明日の為に」                                         (クリックしてお読み頂けます)...

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田川紀久雄詩集『遠ざかる風景』(五)他者の痛みを忘れて

 詩人・田川紀久雄が今年2月20日に上梓した詩集『遠ざかる風景』から、私の心にとくに響いた詩作品、詩句をとりあげ、呼び覚まされた私の詩想を記しています。主題ごとに、全5回です。 最終回の今回に感じとる作品は、詩「黙っていることによって(抄)」と詩「足音が聴こえてきませんか(抄)」です。詩集からの引用を感じとりながらその前後に、☆印をつけ私の詩想を織り込んでいきます。☆ 今回の2篇の主題は、現在の社会状況、...

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田川紀久雄詩集『遠ざかる風景』(四)フクシマ原発事故で置き去りに

 詩人・田川紀久雄が今年2月20日に上梓した詩集『遠ざかる風景』から、私の心にとくに響いた詩作品、詩句をとりあげ、呼び覚まされた私の詩想を記しています。主題ごとに、全5回です。 4回目の今回に感じとる作品は、詩「人間の哀しみよりも」と詩「埋没されていく記憶(抄)」です。 詩集からの引用を感じとりながらその前後に☆印をつけ私の詩想を織り込んでいきます。☆ 今回みつめる詩2篇も、昨年2013年3月に書かれています...

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田川紀久雄詩集『遠ざかる風景』(三)哀しい時は泣くしかない

 詩人・田川紀久雄が今年2月20日に上梓した詩集『遠ざかる風景』から、私の心にとくに響いた詩作品、詩句をとりあげ、呼び覚まされた私の詩想を記しています。主題ごとに、全5回です。 3回目の今回に感じとる作品は、詩「旅人の夢(抄)」と詩「つらい心はいのちのいのり(抄)」です。 詩集からの引用を感じとりながらその前後に☆印をつけ私の詩想を織り込んでいきます。☆ 詩集『遠ざかる風景』には地下深く流れる水音のよう...

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田川紀久雄詩集『遠ざかる風景』(二)あれから一度も笑ったことがない

 詩人・田川紀久雄が今年2月20日に上梓した詩集『遠ざかる風景』から、私の心にとくに響いた詩作品、詩句をとりあげ、呼び覚まされた私の詩想を記しています。主題ごとに、全5回です。 2回目の今回に感じとる作品は、詩「遠ざかる風景」と詩「救われぬ魂(抄)」です。 詩集からの引用を感じとりながらその前後に、☆印をつけ私の詩想を織り込んでいきます。☆ 今回みつめる詩集タイトルの詩「遠ざかる風景」には昨年二〇一三年...

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田川紀久雄詩集『遠ざかる風景』(一)生と死の狭間

 詩人・田川紀久雄が今年2月20日に上梓した詩集『遠ざかる風景』から、私の心にとくに響いた詩作品、詩句をとりあげ、呼び覚まされた私の詩想を記します。主題ごとに、全5回です。 初回に感じとる作品は、詩「生と死の狭間(抄)」と詩「弥勒菩薩像(抄)」です。 詩集からの引用を感じとりながらその前後に、☆印をつけ私の詩想を織り込んでいきます。 最初に、詩集の「あとがき」に記された詩人の想いをみつめます。あとがき...

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詩人・杉野紳江さん。詩を伝える思い。

 詩人の杉野紳江さんがブログ「のんちゃんの杉野書店日記」で、詩誌「たぶのき 8号」に発表した私の新しい作品を紹介してくださり、感想のお言葉を添えてくださいました。とても嬉しく思います。  「たぶの木 8号」 のんちゃんの杉野書店日記 杉野さんは今年7月に第二詩集『陽気ぐらしのタンポポ』(土曜美術社出版販売)を、2009年の年の第一詩集『虚空にもどる父』(同)に続き、出版されました。 初めての詩集は亡くな...

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愛の詩(二)。山下佳恵の新詩集『海の熟語』から。

 私は、詩は愛、だと思います。けれどいま、詩集は毎日出版されても、愛の詩に出会い、こころゆれ、感動することが少ないことを、さびしく、悲しく思っています。 私も参加している小さな詩誌『たぶの木』に作品を寄せられているお二人の詩人、田川紀久雄と山下佳恵がこの秋、新詩集を出版しました。 田川紀久雄詩集『寄り添う』、山下佳恵詩集『海の熟語』です。それぞれの個性が、豊かな表情で自由にのびやかに詩の花となって...

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愛の詩(一)。田川紀久雄の新詩集『寄り添う』から。

 私は、詩は愛、だと思います。けれどいま、詩集は毎日出版されても、愛の詩に出会い、こころゆれ、感動することが少ないことを、さびしく、悲しく思っています。 私も参加している小さな詩誌『たぶの木』に作品を寄せられているお二人の詩人、田川紀久雄と山下佳恵がこの秋、新詩集を出版しました。 田川紀久雄詩集『寄り添う』、山下佳恵詩集『海の熟語』です。それぞれの個性が、豊かな表情で自由にのびやかに詩の花となって...

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神谷恵の小説。信仰、問い、土着、いのち。

 小説家で詩人の神谷恵(かみや・めぐみ)の短編、掌編小説が少しずつですが、彼女のブログサイトで公開されはじめています。     「天上に吹く風」(カテゴリ:小説) (クリックでお読みになれます)。 彼女の小説の個性を私なりにお伝えすると、三浦綾子、遠藤周作、シモーヌ・ヴェーユの、クリスチャンとしての信仰と問い、石牟礼道子の土着からの社会への眼差しといのちの表現、その良いところが織り混ぜられているよ...

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坂井のぶこ詩集『浜川崎から Ⅱ』。小鳥のような、雫のような、自由律。

 私も参加させて頂いています手作りの詩誌『たぶの木』や、詩誌『操車場』で作品を発表され、既に何冊ものご詩集を出版されている詩人の坂井のぶこさんが、新しい詩集『浜川崎から Ⅱ』(2013年9月、漉林書房、2000円)を出版されます。 今回はこの詩集から、言葉の花をここに咲かせていただき、みつめ感じとらせて頂いたことを記します。 詩人は「あとがき」でこの詩集に込めたもの、この言葉の花束がどのように生まれたかを、...

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野間明子の詩。異邦人の、「ああ」。

 私のホームページの「好きな詩・伝えたい花」に、詩人・野間明子さんの詩を紹介させて頂きました。  詩「硝子」「フクシマへの道」「世界のまんなかの一本の柳」                                                  (クリックしてお読み頂けます)。 野間明子さんの詩の言葉には迫力、迫ってくる力を感じます。彼女が朗読をし続けてきたことで、音への感性が鋭く、肉声の...

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大倉元の詩。父やん。母やん。ふるさとを想う。

 私のホームページの「好きな詩・伝えたい花」に、詩人・大倉元さんの詩を紹介させて頂きました。  詩「父やんの一心」「うどんげの花を見つけた」「たかく たかく たかく」                                                  (クリックしてお読み頂けます)。 大倉元さんの詩の言葉は生きています。人間の匂いと息づかいが伝わってきます。文学は最も人間臭い表現、芸...

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大原勝人の詩。伝えずにはいられない泪を集めて。

 私のホームページの「好きな詩・伝えたい花」に、詩人・大原勝人さんの詩を紹介させて頂きました。  詩「母の乳房」「火の路地」「独りぼっちの戦死者」                                    (クリックしてお読み頂けます)。 大原勝人さんは略歴にもあるように、1945年に召集され大阪大空襲を目の当たりにし敗戦を迎えていらっしゃいます。2012年に出版された詩集『泪を集めて』の一章...

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田川紀久雄 『いのちのひかり』。純の果て、ムイシュキンの「白痴」の。

 詩人の田川紀久雄さんが新しく『いのちのひかり』(2013年8月15日、漉林書房、2000円)を出版されます。 この本のカバー、表紙絵は画家であるご自身の作品、ゴッホの自画像ように、苦しげな、生に交錯する死を見据えた。文字によるメッセージが絵の色彩と形となり滲みだし広がっているように感じます。 この本について著者は、生き方そのものに重ねて、あとがきに書き尽くしています。以下に抜粋します。「あとがき」 詩を書...

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田川紀久雄の『慈悲』。あなたの微笑みが。

 詩人の田川紀久雄さんが新しい本『慈悲』(2013年3月20日、漉林書房、2000円)を出版されました。 この本の表紙絵は画家であるご自身の作品で、優しくぬくもりが溶けた色あいの女性が佇んでいます。どのような本であるかは、あとがきの次の言葉に書き尽されていますので、以下に抜粋します。ゆ<「あとがき」 末期ガン以後ひたすら言葉を書き続けている。それは書かずにはいられないからだ。(略)要は書きたいことだけを書...

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二階堂晃子の詩。悲しみの向こうに。ふるさとを想う。

 私のホームページの「好きな詩・伝えたい花」に、福島の詩人・二階堂晃子さんの詩を紹介させて頂きました。  詩「生きている声」「双葉町両竹の兄」「光る文字が」  (クリックしてお読み頂けます)。 二階堂晃子さんは詩集『悲しみの向こうに ―故郷・双葉町を奪われて』を2013年3月11日コールサック社から出版されました。 同書「あとがき」の思いに私は心打たれ強く共感しますので、抜粋し紹介します。「私の故郷は、福...

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司茜の詩。愛と書く。

 詩人の司茜(つかさ・あかね)さんの詩3篇「おっちんして」「二上山」「へいわ」を、私のHP「愛のうたの絵ほん」の「好きな詩・伝えたい花」に掲載させて頂きました。   司茜の詩「おっちんして」「二上山」「へいわ」  (クリックしてお読み頂けます)。 詩「おっちんして」は昨年2012年7月に詩誌「山脈 第二次」で発表された新しい作品、詩「二上山」と詩「へいわ」は、詩集『塩っ辛街道』(2010年思潮社)収録作品です...

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渡邉裕美詩画集『 あの人への想いに綴るうた』が発売されました。

 画家の渡邉裕美さんが詩画集『あの人への想いに綴るうた』を2月1日イーフェニックスから発売されました。渡邉さんのブログでの発売案内はこちらです。          あの人への想いに綴るうた  こころ温まり、想いがひろがってゆく絵と言葉を、ぜひご覧ください。 渡邉さんは私の詩集『こころうた こころ絵ほん』のカバー、表紙、目次扉いちめんに、作品の内容にこだまする優しい絵を咲かせてくださいました。その美しい...

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『宮城松隆追悼集 薄明の中で』を紹介しました。

 ホームページの「好きな詩・伝えたい花」で『宮城松隆追悼集 薄明の中で』を紹介しました。 宮城松隆追悼集発行委員会(代表・平敷武蕉)から2013年1月31日発行されました。内容は、宮城松隆作品集(詩とエッセイ・評論)と年譜、追悼詩、エッセイ・評論です。 私も追悼エッセイ「文化を、詩を育む詩人・宮城松隆」を寄せています。(ブログ「文化を詩を育むということ(二)。詩人・宮城松隆」をもとにより詳細に書きたしたも...

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田川紀久雄さんの詩語りライブ、明日です。

 詩人の田川紀久雄さん、坂井のぶこさん、野間明子さんの詩語りライブが、明日19日行われます。第九回 いのちを語ろう詩語りライブ2013年1月19日(土) 午後二時より東鶴堂ギャラリー(京浜急行鶴見駅前一分) 料金 2000円参加者 野間明子・・八木重吉詩集より。    坂井のぶこ・・麻生知子詩集より、 自作詩。    田川紀久雄・・宮澤賢治詩集より、自作詩。申し込みは 詩語り倶楽部(044‐366‐4658...

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細野幸子の詩(四)。あわゆき。詩。こころ。いのち。

 前回に続き、詩人・細野幸子の詩をみつめます。最終の今回も第3詩集『あの日の風に吹かれて』(2002年、あぜん書房)に咲いている、私がとても好きな詩の花にします。 このいちりんの小さな花の笑顔に、詩の本質が輝いています。 詩が感受性から生まれる子どもだとささやいてくれます。 花びらのような詩句のきらめきに、色彩の鮮やかさ、手触り、舌触り、やわらかさ、冷たいあたたかさ、五感がいっぱいに呼び覚まされます。...

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プロフィール

高畑耕治

Author:高畑耕治
Profile:たかばたけ こうじ
1963年生まれ大阪・四條畷出身 早大中退 東京・多摩在住

詩集
「銀河、ふりしきる」
2016年イーフェニックス
「こころうた こころ絵ほん」2012年同上
「さようなら」1995年土曜美術社出版販売・21世紀詩人叢書25
「愛のうたの絵ほん」1994年同上
「愛(かな)」1993年同上
「海にゆれる」1991年土曜美術社
「死と生の交わり」1988年批評社

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