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詩想(二) 詩と文学

 私の折々の想いをツイッターにしたためた言葉から、似通う色合いのものをまとめました。舞い落ち積もり重なった落ち葉を、楓と公孫樹と桜、それぞれの葉っぱをまとめて、焚き火にあたるような感じです。
 四回に分けて公開します。
 
 今回は「詩と文学」です。私の率直な想いです。



疲れてる、花と話すこころ、星にときめくこころ、なくしてる、沈み静むばかり、詩なんてどこにも。でも好きだということだけ忘れずに、待とう、疲れの底からから浮かび、きっと、話せる、ときめける、好きだから、ただそれだけで、花に、星に、愛するひとに。こころは海、言葉は波、沈み、浮かび。



好きと感じてしまう言葉 こころうたれてしまう言葉 美しいと感じてしまう言葉 大切なのはそれだけ。
単純で素朴でありままの 人の想いの 強さ、美しさ、願い、愛を



詩を、形容すると。気まぐれ、わがまま、自分勝手、訳にたたない、お金にならない、暗い、マイナス言葉を塗りたくれば、できそう、だけど。人間だから伝えあえる、こころ、感動、恋、愛、思いやり、人間であるのをかけがえなく感じる瞬間が、詩だよ。感じられないならこの星を最悪に汚すただ有害な獣。



作品は、そのたびごとに、いちどきりの、花だから。こころに生まれた、感動の種から、芽吹く姿も、花びらのいろも表情も、生まれソ育つかも、なんにもわからない。けど、想い、願うことから、愛の花きっと。



文学が素朴だからできること、文学でこそできる、とても素朴なこと。心をうつ。



孤独からしか詩は生まれない。孤独なひとりと孤独なひとりの、向き合いにだけ、愛はある。



ほんものの文学は、感情。愛することと、同じ。海の波を、ひとはコントロールなんてできない。できるのは、波のまにまにいることを感じること、言葉を波のしぶきにしようと願うことだけ。



誰にも知られない、知らせない、愛するひととの、ふたりだけの時間、伝えあう表情のためにだけ、生きている。と、心うつ文学は、みんな伝えてくれる気がして。



情熱で、込めることができるすべての情熱で、とにかく、書こう。才能はなくてもあっても、引きずられ冬眠から目覚めてくれるだろうから。愛さずにいられないのと同じほどに強く、情熱で。



菜の花畑、チューリップ畑、ひまわり畑や高原のお花畑の、いちめんの美しさにいつも憧れ、そんは詩を咲かせたいけど、道ばた一輪の小さな花が好き。



文学、詩は、おそろしいほど、曖昧なつかみどころも正解もない、ばうばうとしたもの。読者として、いちばん心に響き、好きになってしまうのはふたつ。心が純であること。心こめられていること。賢いひとが、馬鹿にしようが、その大切なものがないなら、文学でも詩でもないと、私は感じます。



所属する組織、集団の看板をひとつひとつ取り去って最後の仮面を外して表れる、その人だけの個性の表情をこそ、大切に想うのが、文学。
詩。
それは愛と限りなく近くて。
宇宙にひとり、はだかで産み落とされた、あかんぼのこころ、童心にやどる、愛に近くて。
生まれたままの姿、求めあわずにはいられない、ひとりとひとりの、想いに近くて。



はあもにい、こだま、響きあいの、最果て、極限は、無音とすれすれ。醜さの果て、美しさの果て、生きること、愛することの最果ても、死と隣り合わせ。その端境の青空へ浮かんでゆかずにいられなかった、こころの、しゃぼんだまの虹色には、詩が美しく映り、やどり、ふるえ。ぽしゃんと、壊れるまで。



 今回の最後に、想いが燃えて結晶した私の作品を。

    詩「うたの花
               (作品名をクリックすると、お読み頂けます)。

 
 次回は、詩想(三)「一市民として」です。


 ☆ お知らせ ☆

 『詩集 こころうた こころ絵ほん』を2012年3月11日イーフェニックスから発売しました。
(A5判並製192頁、定価2000円消費税別途)
☆ 全国の書店でご注文頂けます(書店のネット注文でも扱われています)。
☆ Amazonでのネット注文がこちらからできます。
    詩集 こころうた こころ絵ほん

 イメージング動画(詩・高畑耕治、絵・渡邉裕美、装丁・池乃大、企画制作イーフェニックス・池田智子)はこちらです。
絵と音楽と詩の響きあいをぜひご覧ください。
    こだまのこだま 動画  


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プロフィール

高畑耕治

Author:高畑耕治
Profile:たかばたけ こうじ
1963年生まれ大阪・四條畷出身 早大中退 東京・多摩在住

詩集
「銀河、ふりしきる」
2016年イーフェニックス
「こころうた こころ絵ほん」2012年同
「さようなら」1995年土曜美術社出版販売・21世紀詩人叢書25
「愛のうたの絵ほん」1994年同
「愛(かな)」1993年同
「海にゆれる」1991年土曜美術社
「死と生の交わり」1988年批評社

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