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寺井青の詩「パンジー・相聞」

 私のホームページの「好きな詩・伝えたい花」に、詩人・寺井青さんの詩を紹介させて頂きました。

  詩「パンジー・相聞」
                                              (クリックしてお読み頂けます)。

  この詩は寺井青さんの代表作、少なくとも一読者としての私にとってはそうです。200行を越える長篇詩ですが、一息に
  読めてしまう、作品の、作者の力を感じずにはいられない、大好きな詩です。優しい題名通り、とても美しく、心に響く抒情詩です。
  どの詩行にも、生きてきた、生きている人の、心、想い、感受性が、みずみずしくあふれだしていて、読者の私の心に沁みこみ、
  静かなこだまを、呼び覚ましてくれます。寺井さんが、詩友の常山満さんの遺稿集を自費で出版されたことを、私は深く尊敬します。
  この優れた作品を生みだされた心と意志をもたれた優しい詩人だからこそできたのだと思います。とても美しい、心うたれる詩の花です。


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プロフィール

高畑耕治

Author:高畑耕治
Profile:たかばたけ こうじ
1963年生まれ大阪・四條畷出身 早大中退 東京・多摩在住

詩集
「純心花」
2022年イーフェニックス
「銀河、ふりしきる」
2016年イーフェニックス
「こころうた こころ絵ほん」2012年イーフェニックス
「さようなら」1995年土曜美術社出版販売・21世紀詩人叢書25
「愛のうたの絵ほん」1994年土曜美術社出版販売
「愛(かな)」1993年土曜美術社出版販売
「海にゆれる」1991年土曜美術社
「死と生の交わり」1988年批評社

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