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詩想(二三) 一市民として10

 私の折々の想いをツイッターにしたためた言葉から、似通う色合いのものを、詩想としてまとめています。

 今回は「一市民として10」私の率直な想いです。

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女性おとしめるのは、産んでくれた母おとしめること。母の子の自分、おとしめること。それすらわからないのは、母ひどく悲しませること。子ども失格なのだから、人間として、だめ。

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スウィフトの『ガリバー旅行記』のヤフーの国、映画『猿の惑星』は人間社会を逆照射して素晴らしいと思います。今、人間がこの島国にきたら、ここは裸の王様おごる国、ヤフーの国、猿の惑星、人間らしさを押し潰すばかりのレスラーの雄叫びの国ときっと感じる。人間性酷く歪める偽政者の群れのさばる。

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拳かためて、腕ふりあげる、自分の写真を、平気でまき散らす者に、人間としての知性はあるのかと、わたしは疑う。目指すは、レスラーか、ヒットラーか。

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補足。さきほどの、理解できない者は、この美しい島じまの、首相だそうです。資格喪失済みだと、わたしは思うけど。けがさないで引退しておくれ、お国まじめに、思うなら。

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ツイッターを始めたとき、私が伝えたい、詩と文学のことに限定して発信しようと考えていました。今も気持ちは変わりません。
それだけに徹していられる民主的な価値観が尊重され守られる社会ならいいのですが。今の為政者が主権者の多様な声を軽んじ価値観を侵害するのは認めないと意思を示さないと。

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主権者をないがしろにする群れのいいなりになって、加担して、何が平和の党。 正確には汚名の公に明らかな党。

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勇気ある二人の党首は限定的な自衛の決断をしたなら、自らがまず戦場の前線で御国のための栄誉ある戦死者一号になることを競いあおうと、密談で、固く誓いあったそうだ。
そのつぎに閣僚たちが死にに行くという。大切な未来を担う若者は、けして一人も戦死させないと。
できない虚言者は悪名残し辞めろ。

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無駄な死をうまないためにこそ、あらゆる人間性を知力と理性と理解力を使い尽くさず、対話もできずに罵倒しあう者、何が政治家。

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わたしもそうだけれど、戦いや怒号や争いが、とても嫌いな人を、とても嫌な気持ちにさせ、違う見方、考え方にそっぽを向いて、狭い仲間うちの考え方を押しつける。そこから、平らかな、和む、世界がどうして生み出せるんだろう。平和という言葉を口にして、汚さず、退場させたいとばかり、願います。

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少し言葉たらずでした。怒号は好きではありませんが、不正を平然とする者にたいして、それは違うし、あなたにその資格はない、多くの人たちが与えていない、あなたたちのルールを守らずかいくぐる姑息なやり方は、認められない、必ずもとに戻すと、怒り、伝える行為には共感し、参加しています。


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プロフィール

高畑耕治

Author:高畑耕治
Profile:たかばたけ こうじ
1963年生まれ大阪・四條畷出身 早大中退 東京・多摩在住

詩集
「純心花」
2022年イーフェニックス
「銀河、ふりしきる」
2016年イーフェニックス
「こころうた こころ絵ほん」2012年イーフェニックス
「さようなら」1995年土曜美術社出版販売・21世紀詩人叢書25
「愛のうたの絵ほん」1994年土曜美術社出版販売
「愛(かな)」1993年土曜美術社出版販売
「海にゆれる」1991年土曜美術社
「死と生の交わり」1988年批評社

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