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詩想(二四) 一市民として11

 私の折々の想いをツイッターにしたためた言葉から、似通う色合いのものを、詩想としてまとめています。

 今回は「一市民として11」私の率直な想いです。

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好きでない政治にまどわされずに、自分がほんとうに没頭したい、愛するひとと向き合いたい、大切なひとと伝えあういたい、文化を芸術を、音楽を絵画を演劇を、文学を漫画をアニメを、スポーツを感じて生きたい。民主社会なら無関心でいられても御国のためと嘘言で侵し奪おうとする者には、心から怒る。

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人が進化するとか進歩するとか思えないけど。この島国に生きてきた人たちは、村八分社会から、戦国時代、明治維新、日清、日露、中国、太平洋戦争でそれが愚かで無益だと考えられる地域だけは広げてきた。今この星の球面でまだ、戦争を愚かだと伝えようとしない者など指導者なんてとても呼べない。

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酷い政権だ。政治と呼ぶことすら、ためらわれる。人間の愚かさと嫌らしさ狡猾さの群がり。人間らしさ、誇り、ヴイジョンのないものは、続きはしない。怯えてるから無理強いをして、没落をたぶん早めた。

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傲慢にふんぞり返っていられるのは、ほんのひととき。未来の子供たち、若者たちからは、愚かさ呆れ返られる行いをしてしまったな。あわれ。
人間を馬鹿にするものからは、人間らしさは、剥がれ落ちていく。心に鏡を持たない裸の王さま。反面教師に、とても恵まれている社会。未来から蔑まれる選択に溺れた愚かもの。あさましく、やはり、あわれ。

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人が人に対して人を殺せと、命じられる血統も職務も資格も権利も、ないと、私は思っています。ある認めてしまう集団、社会、契約、法律、道徳には、どこかに必ず、人間を貶める、嘘がある。そのことに、最も敏感なのは、宗教、信仰を見つめるひと。公明党、仏教を貶めたな。党利党略の政治屋だ。

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補足。宗教と殺人についての言葉は、本当の信仰者を貶めるなとの怒り。宗教を大義にした愚かな宗教戦争は歴史を埋め尽くしてる。大東亜戦争の神道まで。政教分離できない理性少ない為政者たちに、気をつけないと。

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自分たちの主張こそ論理正しいものだと疑わずに平然と押し付けられるものぼど、熱中症に理性奪われている者はいないから、騙されてはいけないと思います。

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明治維新の志士と、今の政治屋の、ごまかせない違いは、維新の人たちは、自ら死ぬことの危険を選び、耐え、自分が死んだ。今の政治屋は、他者を利用して自らが死なないようにと術策ばかりに血眼。命かけ死んだ若者たち、未来ある若者たちを、偽り、騙し、利用する、下劣な浅ましさ、恥を知れ。

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ユーゴー、レ・ミゼラブルは、ほんものの文学で、心うつ。同じような社会が、この島国にまかり通りそうな今。文学でこそ、伝えられるものを生み伝えあうことに、懸命でありたい。






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プロフィール

高畑耕治

Author:高畑耕治
Profile:たかばたけ こうじ
1963年生まれ大阪・四條畷出身 早大中退 東京・多摩在住

詩集
「純心花」
2022年イーフェニックス
「銀河、ふりしきる」
2016年イーフェニックス
「こころうた こころ絵ほん」2012年イーフェニックス
「さようなら」1995年土曜美術社出版販売・21世紀詩人叢書25
「愛のうたの絵ほん」1994年土曜美術社出版販売
「愛(かな)」1993年土曜美術社出版販売
「海にゆれる」1991年土曜美術社
「死と生の交わり」1988年批評社

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