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詩想 こころの足跡(三二)

 ツイッターに記した私の折おりの率直な想いから、詩にはならない散文だけれど記憶したい言葉を、詩想として束ねています。

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国家の名誉なんて自然に口にでてくるひとは、そのために庶民の人命なんて、肥やしくらいな感覚しかないから、おぞましく、いとう。

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一市民として。いまの政権、牛耳ってるつもりの得意げな輩は、自分、自分たちが正しい、国民を自分、自分たちが、守り、導くと、時代錯誤、傲慢に、耳を傾けることも知らず、うそぶけるなんて、裸の王さま。弱い立場に置かれてしまった人間のことなんて考え感じもできない物。厭う。退場させたい。

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朝日をたしなめられるつもりでいる、首相という、役職にいるひと、どんなに多くの人に、厭われている嘘つきか、世界中に恥をさらし、口にしたがる「この国を辱めている」のは、あなた自身だと、わからない、だけの人でした。さようなら、とだけ、はやく言いたい。

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藤原俊成は歌論で、技巧が勝ちすぎ目につく歌をよいとはしていません。彼の和歌は、とてもやさしい言葉で抒情を心のままに歌っています。彼が西行の歌に通い合うものを感じたのがわかる気がします。歌論について三回書いたあと、俊成の恋歌と挽歌から私の好きな歌について二回、エッセイを書きます。

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権力者を厭うわたしを厭うひとに。おもねたら、詩は死ぬよ。奴隷だよ。

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はぶりのいい、ほこらしげに、いばるやからに、すりよるものは、わたしは、だきらい。こころ、ないから。好きでもないものに、へらへらわらうな。笑顔は、恋人、愛人、愛するひと、子どもにだけ、心こめ、そそげ。

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生活のための労働で疲労がたまると、灰色の延べ板、鉄板になったようで、なにも感じられない。すりへった、消耗したとだけ、無表情で、おもう。生きるため、がまん。

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農民だった祖父母を尊敬し、労働者だった父母を尊敬する。たいへんだけれども、誇りを持ち、人間らしくあろうとして、育ててくれた。だから、生活に負けられないし、生きること捨てない。

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疲れたと、ひとりなんどもつぶやくことは、回復への、自浄作用がある気がして。なんどもなんども、つぶやく。
自浄作用というより、解毒剤か?

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疲労は、ファンタジーへの、翼もぎとる。翔べない。翼癒えるまで、眠れる森に、横たわりたい。動物たちだけはきっと、気にしてくれる。

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反骨。
調べないから意味わからない変な文字の組合せ言葉だ。
でもずっと、好きだ。

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クラゲのように生きてきた私だけど、死ぬまで、反骨精神だけは失わない。


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プロフィール

高畑耕治

Author:高畑耕治
Profile:たかばたけ こうじ
1963年生まれ大阪・四條畷出身 早大中退 東京・多摩在住

詩集
「銀河、ふりしきる」
2016年イーフェニックス
「こころうた こころ絵ほん」2012年同
「さようなら」1995年土曜美術社出版販売・21世紀詩人叢書25
「愛のうたの絵ほん」1994年同
「愛(かな)」1993年同
「海にゆれる」1991年土曜美術社
「死と生の交わり」1988年批評社

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