あたらしい詩と歌の本
『こころうた こころ絵ほん』は2012年
3月11日、(株)
イーフェニックスから発売されます。
A5判並製192頁、定価2100円(消費税込)で、好評予約受付中です。
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(カバー写真が公開されました。
画家の渡邉裕美さんの可憐なパンジーの絵をこの本のタイトルの草花と一緒に、
デザイナーの池乃大さんが美しく咲かせてくださいました。ぜひご覧ください。)
詩集 こころうた こころ絵ほん ☆ 興味はあるけど価格が高いと思われたら、
発売日以降に図書館でリクエストされて読んでみてください。もし良いと感じて頂けたら、詩がお好きなみなさまに『こころうた こころ絵ほん』をお伝え頂けますととても嬉しいです。
『こころうた こころ絵ほんは、九つの章にしました。冷たく事務的なアラビア数字ではなく、ひぃ、ふぅ、みぃ、よぅ、いつ、むぅ、なな、やぁ、ここの、です。
それぞれの章扉には
画家の渡邉裕美さんが、詩とこだまする美しい絵を咲かせてくださり、香っています。
それぞれどんな作品でまとめられているのか、題名だけでは感じとれませんので、各章から、一作品ずつ、立ち読みして頂けるよう、今日から紹介していきます。(短い作品を選びます)。
初回の今回は、ひぃ あいのうた の章から、
あいのうた(た) うた です。
うたあお空にぽっかり浮かんだ白い雲の笑顔で
道ばたでそっと揺らめくちっちゃな花のしぐさで
うたをうたいたい
わたあめのような雲がこころに浮かんだら
花びらがほっともらす息に気づけたら
きっと うたが生まれる
ふっと息を吹きこんで
微笑む雲のおかしなかたちを
こころに
そっとねがいでつつんで
小さな花のかすかなしぐさを
思いに
優しいから疲れてしまうひとに
ほかのひとの悲しみもこころに抱かかえてしまうひとに
そんなあなたが好きだって
くちづける 風の
見えないけれどそばにいる 愛する気持ちを
伝えたい
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