私の折々の想いをツイッターにしたためた言葉から、似通う色合いのものを、詩想としてまとめています。
今回は「
詩と文学5,一市民として5 」、私の率直な想いです。
詩と文学5
なんで苦しみながら書くんだろう?
産むのとおなじだ、産みたいから。
書きたいから、伝えたいから。
なにを?
こんな私であっても、
それでも世界は美しい。
それでも心は美しい。
それでもあなたを愛しています
と。
☆
わたしじしんが深く感じることで、
わたしじしんが産むことに生きることで、
わたしじしんに言い聞かせながら確かめながら、
言葉にすることで。
それはうそじゃないんだと。
ほんとうなんだと。
☆
いつまでもこころに響き続ける詩は。
男女の愛しあう交わりに似て。
感動のひろがりと多様性のある強さと、
美のどこまでも純なすがたの、
交わり。
感動と美の交わり。
☆
交わり、
だから、詩の源は、
愛。
こころに響き続けるのは、それしかない。
その裏返しの、
絶望も、
愛。
☆
ほんとうにこころうつ詩は、
愛してる愛してると懸命に言ってる。
愛せない、愛せない、でも、
愛したい、愛してる、って、
こころが聞こえてくる。
一市民として5
海に浮ぶ緑美しい列島の町や村でいま暮している、選挙権のまだない赤ん坊子ども少年少女が第一の主人公であること、選挙権のない選挙のある市民一人一人が次に主人公であることを忘れ知らず、片隅の都心の政治ショーで自らを主人公と勘違いする政治屋は民主社会を酷く退化させるから、退場、いらない。
次回からは新田博衛著『詩学序説』をとおして詩を見つめます。
☆ お知らせ ☆
『詩集 こころうた こころ絵ほん』を2012年3月11日、
イーフェニックスから発売しました。
(A5判並製192頁、定価2000円消費税別途)
☆ 全国の書店でご注文頂けます(書店のネット注文でも扱われています)。
☆
Amazonでのネット注文がこちらからできます。
詩集 こころうた こころ絵ほん イメージング動画(詩・高畑耕治、絵・渡邉裕美、装丁・池乃大、企画制作イーフェニックス・池田智子)はこちらです。
絵と音楽と詩の響きあいをぜひご覧ください。
こだまのこだま 動画
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