ローマの詩人オウィディウス(紀元前43年~紀元17か18年)の『変身物語』に私は二十代の頃とても感動し、好きになりました。「変身」というモチーフで貫かれた、ギリシア・ローマ神話の集大成、神話の星たちが織りなす天の川のようです。輝いている美しい星、わたしの好きな神話を見つめ、わたしの詩想を記していきます。 最終回も前回に続き、ピュタゴラスを通して述べられたオウィディウスの死生観です。 ここには、ピュタゴ...
ローマの詩人オウィディウス(紀元前43年~紀元17か18年)の『変身物語』に私は二十代の頃とても感動し、好きになりました。「変身」というモチーフで貫かれた、ギリシア・ローマ神話の集大成、神話の星たちが織りなす天の川のようです。輝いている美しい星、わたしの好きな神話を見つめ、わたしの詩想を記していきます。 今回と最終回はピュタゴラスを通して述べられたオウィディウスの死生観です。 ピュタゴラスを、最初の菜...
ローマの詩人オウィディウス(紀元前43年~紀元17か18年)の変身物語』に私は二十代の頃とても感動し、好きになりました。「変身」というモチーフで貫かれた、ギリシア・ローマ神話の集大成、神話の星たちが織りなす天の川のようです。輝いている美しい星、わたしの好きな神話を見つめ、わたしの詩想を記していきます。 今回は、楽人であり詩人であるオルペウスの死です。 私は文学が好きになり詩を書き始めた頃からずっと、オ...
ローマの詩人オウィディウス(紀元前43年~紀元17か18年)の『変身物語』に私は二十代の頃とても感動し、好きになりました。「変身」というモチーフで貫かれた、ギリシア・ローマ神話の集大成、神話の星たちが織りなす天の川のようです。輝いている美しい星、わたしの好きな神話を見つめ、わたしの詩想を記していきます。 二回に分けて、トロイア戦争の敗戦国の王妃ヘカベと、娘のポリュクセナ、息子のポリュドロスの悲劇をみつ...
ローマの詩人オウィディウス(紀元前43年~紀元17か18年)の『変身物語』に私は二十代の頃とても感動し、好きになりました。「変身」というモチーフで貫かれた、ギリシア・ローマ神話の集大成、神話の星たちが織りなす天の川のようです。輝いている美しい星、わたしの好きな神話を見つめ、わたしの詩想を記していきます。 二回に分けて、トロイア戦争の敗戦国の王妃ヘカベと、娘のポリュクセナ、息子のポリュドロスの悲劇をみつ...
ローマの詩人オウィディウス(紀元前43年~紀元17か18年)の『変身物語』に私は二十代の頃とても感動し、好きになりました。「変身」というモチーフで貫かれた、ギリシア・ローマ神話の集大成、神話の星たちが織りなす天の川のようです。輝いている美しい星、わたしの好きな神話を見つめ、わたしの詩想を記していきます。 今回はキュパリッソスの嘆きです。 短い挿話にもかかわらず、鹿と美少年キュパリッソスの糸杉への変身の...
ローマの詩人オウィディウス(紀元前43年~紀元17か18年)の『変身物語』に私は二十代の頃とても感動し、好きになりました。 「変身」というモチーフで貫かれた、ギリシア・ローマ神話の集大成、神話の星たちが織りなす天の川のようです。輝いている美しい星、わたしの好きな神話を見つめ、わたしの詩想を記していきます。 今回は「カウノスとビュブリス」の涙の瞬きです。 妹として生まれたビュブリスは、兄のカウノスと親し...
ローマの詩人オウィディウス(紀元前43年~紀元17か18年)の『変身物語』に私は二十代の頃とても感動し、好きになりました。 「変身」というモチーフで貫かれた、ギリシア・ローマ神話の集大成、神話の星たちが織りなす天の川のようです。輝いている美しい星、わたしの好きな神話を見つめ、わたしの詩想を記していきます。 今回は「メレアグロスの姉妹たち」の悲痛な瞬きです。 メレアグロスは諍いで叔父を殺害します。メレア...
ローマの詩人オウィディウス(紀元前43年~紀元17か18年)の『変身物語』に私は二十代の頃とても感動し、好きになりました。「変身」というモチーフで貫かれた、ギリシア・ローマ神話の集大成、神話の星たちが織りなす天の川のようです。 輝いている美しい星、わたしの好きな神話を見つめ、わたしの詩想を記していきます。 今回はピュラモスとティスベの純愛の瞬きです。 オウィディウスの『変身物語』のこの一節は、シェイク...
ローマの詩人オウィディウス(紀元前43年~紀元17か18年)の『変身物語』に私は二十代の頃とても感動し、好きになりました。 「変身」というモチーフで貫かれた、ギリシア・ローマ神話の集大成、神話の星たちが織りなす天の川のようです。 輝いている美しい星、わたしの好きな神話を見つめ、わたしの詩想を記していきます。 今回はナルキッソスとエコーの切ない瞬きです。 ナルキッソス、ギリシア読みではナルシス、自己愛の...
ローマの詩人オウィディウス(紀元前43年~紀元17か18年)の長編詩『変身物語』に私は二十代の頃とても感動し好きになりました。 今回からの数回は、この作品を読み返して、とりあげてみたいと感じた箇所を紹介しつつ、私の詩想を記していきます。 初めに訳者・中村善也の解説にある、この著作と、書かれた状況を要約します。 オウィディウスは紀元8年、50歳過ぎに、アウグストゥス皇帝によってローマを追われ、黒海西岸の...