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詩人・井上優、詩3篇をHPで紹介しました。

 私のホームページの「好きな詩・伝えたい花」に、詩人・井上優(いのうえ・ゆう)さんの詩3篇を紹介させて頂きました。

  詩 「明日が始まるとき」、「蜜」、「子どもの黄色いクツ」
                                              (詩のタイトルをクリックするとHPをお読み頂けます)。

 井上優さんは生まれながら詩人にしかなりえない人間がもつものを抱えていると私は感じます。感情ゆたかな心です。  彼の詩は、感情の波のままに大きくうねり、揺れ動きます。彼が紡ぎだすこころ優しい絵本の言葉は、とても心に響きます。
 抒情は詩のいのちだと私は思います。彼は抒情詩人です。詩に、若さ、熱情、ロマン、願い、憧憬がみずみずしく息づいています。
  理智、知性の賢しらな功利的精神、枯れ老いた散文精神に社会が覆われていても、人間の、心、感情は息していることを、彼の魂は、あきらめずに熱く伝えずにいられません。人間への愛、思いやり、願いこそ大切なものだと。そして絶望と背中合わせの祈りを。

 お読み頂けましたら、嬉しいです。


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プロフィール

高畑耕治

Author:高畑耕治
Profile:たかばたけ こうじ
1963年生まれ大阪・四條畷出身 早大中退 東京・多摩在住

詩集
「純心花」
2022年イーフェニックス
「銀河、ふりしきる」
2016年イーフェニックス
「こころうた こころ絵ほん」2012年イーフェニックス
「さようなら」1995年土曜美術社出版販売・21世紀詩人叢書25
「愛のうたの絵ほん」1994年土曜美術社出版販売
「愛(かな)」1993年土曜美術社出版販売
「海にゆれる」1991年土曜美術社
「死と生の交わり」1988年批評社

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