今日8月15日は1945年、
敗戦日。数え切れない人が望まぬ殺し合いを強いられた戦争が終わった日。その日からもう二度と戦争を起こさない、
永遠終戦日とするよう祈念し私に言い聞かせる日です。
ほとんどの人は戦争を望みません。だから戦争を手段として悪用しようとする少数者に煽られ騙されないよう、永遠終戦を祈念し、その意思を確認し続けるために、意味ある日です。
戦争で亡くなった人は、私の祖父もそうですが、自分が殺された戦争が繰り返されることを、どうして望むでしょうか。犬死させられたことを死んだあと美化されてなにが嬉しいでしょう。
ただ一つ残された者にできるのは、彼らが望みもしなかったこと、戦争を繰り返さないために、あらゆる努力をすることです。
詩人として、
平和への願い、戦争を厭う強い想いが種となり芽吹き咲いた作品の花を、広島と長崎の原爆の日に振り返りました。
あの夏の戦争が終わった日が、永遠に終戦記念日であり続けるよう、私は祈念し続けたいと思います。
その想いから、今年咲いた、夏の花です。
詩「死と愛。たきぎと、ぼたもち。(美しい国。星の王女さま)」(2013年
詩誌『コールサック』76号に掲載されます)。
・ プロローグ 死。手のひらと肌と。(母から、祖母に) ・ たきぎと、ぼたもち。(孫から、祖母と祖父に) ・ 美しい国。憎悪咲き乱れる、 ・ 星の王女さま。『続・絵のない絵本』 ・ エピローグ 愛。もういちど、みんなで。(母から、祖父に) 戦時を通じて願いを壊され亡くなられた方々の無念を思い続け、平和を願い、戦争を厭う心を芽吹かせ、歌の花を咲かせたいと、私は願います。
☆ お知らせ ☆
『詩集 こころうた こころ絵ほん』を2012年
3月11日、
イーフェニックスから発売しました。A5判並製192頁、定価2000円(消費税別途)しました。
イメージング動画(詩・高畑耕治、絵・渡邉裕美、装丁・池乃大、企画制作イーフェニックス・池田智子)はこちらです。絵と音楽と詩の響きあいをぜひご覧ください。
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