Entries

高村光太郎詩集『智恵子抄』 千鳥と遊ぶ

詩集『智恵子抄』の智恵子と光太郎の姿が、波に遊ぶ海の小鳥、チドリたちとともに、本当にここにいたんだと感じ思い浮かべてしまい、とても感動しました。

心を病んだとても悲しい智恵子と高村光太郎の九十九里浜

高村光太郎詩集『智恵子抄』におさめられた詩、「風にのる智恵子」、「千鳥と遊ぶ智恵子」は、ずっと心に響き続けてある詩です。

わたしにとって詩は、ひとであることのかなしみの海の波、いのちの海の小鳥、空からこぼれ落ちた流れ星の涙の滴、貝殻となった星のかけら、でしかありませんから。
関連記事

Appendix

プロフィール

高畑耕治

Author:高畑耕治
Profile:たかばたけ こうじ
1963年生まれ大阪・四條畷出身 早大中退 東京・多摩在住

詩集
「純心花」
2022年イーフェニックス
「銀河、ふりしきる」
2016年イーフェニックス
「こころうた こころ絵ほん」2012年イーフェニックス
「さようなら」1995年土曜美術社出版販売・21世紀詩人叢書25
「愛のうたの絵ほん」1994年土曜美術社出版販売
「愛(かな)」1993年土曜美術社出版販売
「海にゆれる」1991年土曜美術社
「死と生の交わり」1988年批評社

最新記事