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ショパン。太宰治。

<ショパン>
もの静かな情熱ほど、けして絶えないほんとうの強さだと思うわたしは、イリーナ・メジューエワのショパンの響きがいちばん好きです。

ショパン ピアノソナタ第3番はほんとうにきれい。おんぷの星、星、星たち、からだこころいちめん、ふりそそぐ。
穏やかに簡素な旋律、ただ、美しい。

ショパンはバラードの生命力と愛の情熱ががずっと好きだけれど、ソナタ第3番は生きて耐えそれでも創りあげずにいられなかった人の悲しみが透明に痛く結晶していて、こころ凍りふるえ溶かされる。

<太宰治>
疲れていて読めなくて、ユーチューブで音楽、たまたま気まぐれに朗読を聞きました。
太宰治「黄金風景」読んだ短編。
聞いて、感動しました。
人の心、伝える努力、筆力。

誰がなんと言おうとどうこう言おうとわたしは太宰が彼の作品が好き。
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プロフィール

高畑耕治

Author:高畑耕治
Profile:たかばたけ こうじ
1963年生まれ大阪・四條畷出身 早大中退 東京・多摩在住

詩集
「純心花」
2022年イーフェニックス
「銀河、ふりしきる」
2016年イーフェニックス
「こころうた こころ絵ほん」2012年イーフェニックス
「さようなら」1995年土曜美術社出版販売・21世紀詩人叢書25
「愛のうたの絵ほん」1994年土曜美術社出版販売
「愛(かな)」1993年土曜美術社出版販売
「海にゆれる」1991年土曜美術社
「死と生の交わり」1988年批評社

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