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詩想(四一)詩と文学。心の足跡。

私の詩想を、ツイートからひろいあつめました。

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今日校正した作品も、新しく創作している作品も、ふと想うと、星と海と愛するひと。
なんて単純、素朴。
好きなものは変わらず、ずっと好き。
ありのままのこころを、うたを。

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「詩をひとつ作ってください」と頼まれて提供する言葉とパフォーマンスは、売れ筋の商品ではあっても、それが詩? 
と、心せまい芸術家気質の、自分をしる。

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創作する自分への励まし。
感性の敏感さと、感受性の透明さと、心に生まれでる問いかけと、強い感動。これらの種は作品がい息づくいのちをもつために不可欠。
そのうえで、試行錯誤し作品が生まれでる瞬間まで、あやうくもろいものを守り育む母の意思がいのちを生みだすと思う。
音楽も絵画も文学も詩も。

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今日は心身ともに作品の妊婦さんとしてつらかったけれど、胎動を感じられて、幸せにもなりました。
どうかへんてこりんな作品が生まれますように。

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限られた時間のなかでも今日は、作品がほんのすこしでもゆたかに、個性もつ姿に育つのを感じることができました。誕生日はまだわからなくても。

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権威を重んずる仲間うちの詩壇には決して認められたくもない、舶来品好きなアカデミック批評が侮蔑したがる、文学嫌いなマスコミに無視される、詩が好きなひとならきっと心に響くと信じる、作品に少しだけまた近づけました。
長篇になり鶴の恩返しのおつうに負けずに羽を抜いては織って、懸命です。

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愚かな政治が、大切なものを、おろそかにするときほど、ほんとうに大切なものに、むきあいたいと、わたしは想っています。そんな愚かさ、醜さ、汚らわしさなんかに、比べられもしない大切なものが、ひとりひとりには、あるんだと。

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たまには、やっぱり、自分なりに、がんばったと、思ってあげることも、とても大切だ。誰に何といわれようが、わたしはわたしとしてがんばった、がんばったのだから。深く、深く、休んで、目覚めたら、わたしが、ほんとにしたいことに、生きる。

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詩の作品名は「夜想曲(ノクターン)、星と海の」にすると思います。長篇200行前後に膨らんだので丁寧に心こめと言い聞かせくたびれても創っています。
いつもですが、最後になるかもしれない作品だと。長篇はもう創れるかどうか、わからないと。
未完にならないよう、できるかぎりのことをしようと。

 ☆

作品「夜想曲(ノクターン)、星と海の」。
臨月だと感じます。



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プロフィール

高畑耕治

Author:高畑耕治
Profile:たかばたけ こうじ
1963年生まれ大阪・四條畷出身 早大中退 東京・多摩在住

詩集
「純心花」
2022年イーフェニックス
「銀河、ふりしきる」
2016年イーフェニックス
「こころうた こころ絵ほん」2012年イーフェニックス
「さようなら」1995年土曜美術社出版販売・21世紀詩人叢書25
「愛のうたの絵ほん」1994年土曜美術社出版販売
「愛(かな)」1993年土曜美術社出版販売
「海にゆれる」1991年土曜美術社
「死と生の交わり」1988年批評社

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