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詩人・亜久津歩、詩4篇をHPで紹介しました。

 私のホームページの「好きな詩・伝えたい花」に、詩人・亜久津歩(あくつ・あゆむ)さんの詩4篇を紹介させて頂きました。


  詩「 命綱 1 」、詩「 命綱 3 ―友人Kに感謝を 」、詩「 粉雪の舞う夜に 」、詩「 がんばれ 」                                              (詩のタイトルをクリックするとHPをお読み頂けます)。

 亜久津歩さんの詩集『いのちづな うちなる”自死者”と生きる』にまとめられた詩に込められた想いはとても強く、その切実さに私は読むと、涙が流れます。一読者として、心に似通うものがあるからだとしても、その感情を揺り動かす言葉に、詩が、息づいているからだということは、確かだと思います。
 詩は、言葉による芸術だから、言葉による表現をその資質から選ばされた詩人は、言葉でしか伝えずにはいられない想いを抱く人間です。自分自身との独語の場合でさえも、必ず、自分ではない人を求め、伝えずにはいられない言葉で表現します。その真率さだけが、詩人のあかしだと私は思います。
 既にある”詩らしい形”に捉われない感性の若さ、しなやかな言語感覚が生みだす自由な詩の姿は新鮮で心を目覚めさせてくれます。

 お読み頂けましたら、嬉しいです。


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プロフィール

高畑耕治

Author:高畑耕治
Profile:たかばたけ こうじ
1963年生まれ大阪・四條畷出身 早大中退 東京・多摩在住

詩集
「純心花」
2022年イーフェニックス
「銀河、ふりしきる」
2016年イーフェニックス
「こころうた こころ絵ほん」2012年イーフェニックス
「さようなら」1995年土曜美術社出版販売・21世紀詩人叢書25
「愛のうたの絵ほん」1994年土曜美術社出版販売
「愛(かな)」1993年土曜美術社出版販売
「海にゆれる」1991年土曜美術社
「死と生の交わり」1988年批評社

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