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詩想(四七) 詩と文学。心の足跡。

私の詩想を、ツイートからひろいあつめました。

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不調で、やりたいことができない日にも。官邸前に行けなくても。
より長く生きてきた者が、まだこれから生きていく、若者の、幼い者の、未来に障害を積み上げるな、とだけは、自分にも、感じず知らぬふりする他者にも、言い続けようと思う。

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選挙カーの、バーゲンのような候補者の連呼も、政治的な熱狂も嫌いだし、よりよい人間らしさとは思わないけど。
選挙には行く。
よりましな社会への意思がひとりひとりあることを確かめ示すために。大勢が、多数が、少数を、ひとりを、弱者を、耳を、心を傾けるに値する声を、見失ったらもう猿山に劣る。

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調子がわるかったけれど。大切なことをする。作品を、できるペースで、ていねいに創ることを考え、しようと思っています。

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選挙についてのリツイートをする自分をあまり好きじゃなくても。よりましな、社会になってほしいから、してしまう。
戦争の惨さと人権感覚に無感覚な鈍い者に、代議士の資格を与えることは、社会を酷く貧しく不幸にしてしまう、と思います。

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もうひとつ、とても大切なこと。
震災の、原発事故の、悲しみと困難にまだ置かれている人たち、子どもたちのこと、思えない人は、好きじゃない。
黙殺して、踏みにじる候補者は、認めない。

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大洋出版の丸山あつしさんの、ライフワーク「詩画集大成」の最終校正が届きました。詩誌「たぶの木」の田川紀久雄さんが企画に誘ってくださり、坂井のぶこさん、山下佳恵さんも参加されています。
詩と美術家作品のコラボで私は小原義也さんの絵と木魂します。
詩は「母」。3文字のとても大切な詩です。

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童話『泣いた赤鬼』が、子どもの頃からずっと好き。
心に残って消えません。
詩「泣いた、赤い月」のタイトルに、この童話への敬意を込めました。




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プロフィール

高畑耕治

Author:高畑耕治
Profile:たかばたけ こうじ
1963年生まれ大阪・四條畷出身 早大中退 東京・多摩在住

詩集
「純心花」
2022年イーフェニックス
「銀河、ふりしきる」
2016年イーフェニックス
「こころうた こころ絵ほん」2012年イーフェニックス
「さようなら」1995年土曜美術社出版販売・21世紀詩人叢書25
「愛のうたの絵ほん」1994年土曜美術社出版販売
「愛(かな)」1993年土曜美術社出版販売
「海にゆれる」1991年土曜美術社
「死と生の交わり」1988年批評社

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