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万葉集の好きな歌 (巻第十四) 東歌(あずまうた)相聞 作者未詳歌(一)相模国歌

万葉集 巻第十四 東歌(あずまうた)相聞 作者未詳歌

相模道(さがみじ)のよろぎの浜の真砂(まなご)なす子らは愛(かな)しく思はるるかも

相模国歌3372
真っ白な砂浜のような、あの子がかなしく想はずにいられない
潮騒につつまれ輝く白浜に愛する女性、「な」の波音「るる」の響きがやわらかです。

相模
sAgAmi
浜の真砂なす
hAmAnomAnAgonAsu
愛し
kAnAsi

「まなご」は上代の読み。
音調は、明るく解放的な響きの子音の「Aあ」が、波頭のように光り、こころよく、その間は沈み上がる中間、底のように、音色と旋律の波がとても美しいです。

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プロフィール

高畑耕治

Author:高畑耕治
Profile:たかばたけ こうじ
1963年生まれ大阪・四條畷出身 早大中退 東京・多摩在住

詩集
「銀河、ふりしきる」
2016年イーフェニックス
「こころうた こころ絵ほん」2012年同
「さようなら」1995年土曜美術社出版販売・21世紀詩人叢書25
「愛のうたの絵ほん」1994年同
「愛(かな)」1993年同
「海にゆれる」1991年土曜美術社
「死と生の交わり」1988年批評社

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