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個人の尊厳と社会と政治と文学 詩想(九七) 

防衛省にめでたく昇格され、文民統制をはずされて、この組織は暴走はじめている。
国土領有権の頻繁なネット広告、駅毎に貼られたポスター、18歳への自衛隊ダイレクトメール、昼夜飛び回る米、自衛隊の軍用機。
政権の傲慢暴走に隠れて。
戦前の軍部と変わらぬ軍拡阻むのは今。
違憲法案を廃案に。

 ☆

今日の抗議集会は体調に合わせて、静かな声で、違憲法案はいらない、違憲を首相が許すなんてありえない、首相の職務に相応しくない独断する愚か者、アベは辞めろと、意思表示しました。
明日からも静かに続けます。

 ☆

通院とデモばかりの、夏。

食べられないので、
もちろん労働も。
書かなくては生きられないのなら、
創作をこそと、念じつつ。

通院デモばかりの、夏。

押しつけられたおぞましい
暴力だらけの未来を、
ひとりひとり選べる
当たり前のよりましな未来に。

流星群にこころときめけないのはもう
詩人じゃないよと
かなしく夜空おもう


 ☆

違憲の法案だから、廃案に。
当たり前の、その意思表示をすることが大切。
それ以上の防衛論議にまで市民は巻き込まれなくていいと考えています。
そのうえで、アベ政治(政権、与党議員、追従者)の驕りに隠れるホンネと、抗議する主権者の人間・社会・世界観の根本的な相違を次の点に私は感じます。

① アベ政治
他国の脅威から、この国を、暮らす<わたし>たちを守るため、
そのためには、<わたし>ではない他の誰か、自衛隊員や若者が、敵対国の若者や市民と、戦闘し殺し合うのはやむをえない。
<わたし>は戦争からは免除され守られるべき者。

<わたし>が死なないならいい。
他のひとが痛がり苦しみ悲しもうが、<わたし>さえ死なないならいい。
生き物すべて逃れられない生存欲は確かにあるけれど、
それだけだと強弁する者は、あさましく、ひととして、悲しい。

② 抗議している主権者
他国の脅威から、この国を、暮らす<わたし>たちを守るため、
そのためでも、<わたしではない他の誰か、自衛隊員や若者も、敵対国の若者や市民とも>、戦闘し殺し合うのは、よくない、いやだ、だめだ。
戦争から逃れられる<わたし>なんていない。
戦争しない、誰も殺さない、殺させない、あらゆる方法、手段をこそ、尽くすのが人間だ。
人間らしい社会だ。

 私は、生きるなら、人間らしく、人間らしい社会で、生きたい、ただそのために、抗議をつづけます。
違憲争法案は、必ず、廃案に。



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プロフィール

高畑耕治

Author:高畑耕治
Profile:たかばたけ こうじ
1963年生まれ大阪・四條畷出身 早大中退 東京・多摩在住

詩集
「銀河、ふりしきる」
2016年イーフェニックス
「こころうた こころ絵ほん」2012年同
「さようなら」1995年土曜美術社出版販売・21世紀詩人叢書25
「愛のうたの絵ほん」1994年同
「愛(かな)」1993年同
「海にゆれる」1991年土曜美術社
「死と生の交わり」1988年批評社

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