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愛(かな)しい詩歌 万葉集 東歌・防人歌 

「万葉集 巻第十四の東歌(あづまうた)」より好きな歌を四首選びました。
*出典『新版 万葉集三 現代語訳付き』』(訳注:伊藤博、角川ソフィア文庫)、
*国歌大観番号を付します。
*出典の原文を記し、続けて( )内にひらがなで記します。

東歌(あづまうた)
三三七二
 相模道の余綾の浜の真砂なす子らは愛しく思はるるかも
(さがむぢのよろぎのはまのまなごなすこらはかなしくおもはるるかも)

三三七三
 多摩川にさらす手作りさらさらになにぞこの子のここだ愛しき
(たまがはにさらすてづくりさらさらになにぞこのこのここだかなしき)

三四六五
 高麗錦紐解き放けて寝るがへにあどせろとかもあやに愛しき
(こまにしきひもときさけてぬるがへにあどせろとかもあやにかなしき)

三五六九
 防人に立ちし朝明のかな門出に手離れ惜しみ泣きし子らばも
(さきもりにたちしあさけのかなとでにたばなれをしみなきしこらばも)
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プロフィール

高畑耕治

Author:高畑耕治
Profile:たかばたけ こうじ
1963年生まれ大阪・四條畷出身 早大中退 東京・多摩在住

詩集
「銀河、ふりしきる」
2016年イーフェニックス
「こころうた こころ絵ほん」2012年同
「さようなら」1995年土曜美術社出版販売・21世紀詩人叢書25
「愛のうたの絵ほん」1994年同
「愛(かな)」1993年同
「海にゆれる」1991年土曜美術社
「死と生の交わり」1988年批評社

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