ツイッターに記した私の折おりの率直な想いから、詩にはならない散文だけれど記憶したい言葉を、詩想として束ねています。 ☆国家の名誉なんて自然に口にでてくるひとは、そのために庶民の人命なんて、肥やしくらいな感覚しかないから、おぞましく、いとう。 ☆一市民として。いまの政権、牛耳ってるつもりの得意げな輩は、自分、自分たちが正しい、国民を自分、自分たちが、守り、導くと、時代錯誤、傲慢に、耳を傾けることも...
日本の詩歌、和歌をよりゆたかに感じとりたいと、代表的な歌学書とその例歌や著者自身の歌を読み、感じとれた私の詩想を綴っています。『千載和歌集』の撰者、藤原俊成が式子内親王に贈った歌論『古来風躰抄(こらいふうていしょう)』に記された、彼の和歌、詩歌の本質についての想いへの共感を記します。最終回です。 今回引用した箇所での彼の言葉も、歌のほんとうの姿をとらえようとする俊成のまなざしの強さを感じます。歌...
日本の詩歌、和歌をよりゆたかに感じとりたいと、代表的な歌学書とその例歌や著者自身の歌を読み、感じとれた私の詩想を綴っています。 前回に続き、『千載和歌集』の撰者、藤原俊成が式子内親王に贈った歌論『古来風躰抄(こらいふうていしょう)』に記された、彼の和歌、詩歌の本質についての想いへの共感を記します。 引用箇所で、彼のあまりに正直な、あからさまな告白は、日本語の詩歌を創る一人の者として、胸に痛く響き...
私の詩のホームページ『愛のうたの絵ほん』の詩集未収録の新しい詩を、長篇、中篇、掌篇、短詩のページに分けまとめて、読んで頂きやすくしました。 私は1行の短詩から300行の長い詩まで書きます。作品には作品にふさわしい姿があります。 けれど、読者としての私自身、短編集を読みたいとき、長編の世界に入り込みたいとき、そのときどきで変わります。ですから、お気持ち、気分で、読みたいページにある作品を、お読み頂けた...
私の詩のホームページ「愛のうたの絵ほん」に、ちいさなうたの滴「かなしい ともだちに・ひと滴」、「かなしい ともだちに・ふた滴」を零し、沁み込ませました。 かなしい ともだちに・ひと滴 かなしい ともだちに・ふた滴 (詩のタイトルをクリックするとリンクしているHPをお読み頂けます)秋の夜、こころに沁み込ませました。...
私の詩のホームページ「愛のうたの絵ほん」に、新しい詩「お月さま恋うた」を、公開しました。 詩「お月さま恋うた」 十五夜、無月 (・おんがく ・きもち ・はねます) 十六夜、月光 (・恋うた ・見あげれば ・合唱) (詩のタイトルをクリックするとリンクしているHPをお読み頂けます)お読みくだされば、とても嬉しく思います。...
私のホームページの「好きな詩・伝えたい花」に、詩人・亜久津歩(あくつ・あゆむ)さんの詩4篇を紹介させて頂きました。 詩「 命綱 1 」、詩「 命綱 3 ―友人Kに感謝を 」、詩「 粉雪の舞う夜に 」、詩「 がんばれ 」 (詩のタイトルをクリックするとHPをお読み頂けます)。 亜久津歩さんの詩集『いのちづな うちなる”自死者”と生...
『古来風躰抄』藤原俊成(一) 日本の詩歌、和歌をよりゆたかに感じとりたいと、平安時代からの代表的な歌学書とその例歌や著者自身の歌を読み、感じとれた私の詩想を綴っています。 今回からは、藤原俊成が1197年頃執筆し式子内親王に贈った『古来風躰抄(こらいふうていしょう)』です。俊成は、第七代勅撰集『千載和歌集』撰者で、藤原定家の父です。 引用箇所は、俊成の、和歌についての考えが述べられている箇所です。あわ...
私の詩のホームページ「愛のうたの絵ほん」の「野の花・ちいさなうた」に新しい詩の花が咲きました。 (クリックでお読み頂けます) ・野の花・ちいさなうた 詩 「あなたがいる」 詩 「いつまでも」 詩 「ないて」 道ばたの小さな野のうたの花ですが、お読み頂けましたら、とても嬉しく思います。...
私のホームページの「好きな詩・伝えたい花」に、詩人・中村純(なかむら・じゅん)さんの詩3篇を紹介させて頂きました。 詩「海の家族」、「生まれなかったあなたへ」、「愛し続ける者たちへ」 (詩のタイトルをクリックするとHPがお読み頂けます)。 中村純さんの眼差しはいのちをまっすぐにみつめています。 出産の時...
私の詩のホームページ「愛のうたの絵ほん」の「野の花・ちいさなうた」に新しい詩の花が咲きました。 (クリックでお読み頂けます) ・野の花・ちいさなうた 詩 「夕焼け、おもかげ」 詩 「開かれて、息」 道ばたの小さな野のうたの花ですが、お読み頂けましたら、とても嬉しく思います。...
『古今和歌集』の巻第十一から巻第十五には、恋歌が一から五にわけて編まれています。五回に分けてそのなかから、私が好きな歌を選び、いいなと感じるままに詩想を記しています。 平安時代の歌論書についてのエッセイをいま並行して書いていますが、優れた歌論書、歌人に必ず感じるのは、彼自身が好きな良いと感じた多くの歌をいとおしむように、伝えようとする熱情です。 なぜなら、好きな歌を伝えることは、彼自身の心の感...
『古今和歌集』の巻第十一から巻第十五には、恋歌が一から五にわけて編まれています。五回に分けてそのなかから、私が好きな歌を選び、いいなと感じるままに詩想を記しています。 平安時代の歌論書についてのエッセイをいま並行して書いていますが、優れた歌論書、歌人に必ず感じるのは、彼自身が好きな良いと感じた多くの歌をいとおしむように、伝えようとする熱情です。 なぜなら、好きな歌を伝えることは、彼自身の心の感動...
私の詩のホームページ「愛のうたの絵ほん」の「野の花・ちいさなうた」に新しい詩の花が咲きました。 (クリックでお読み頂けます) ・野の花・ちいさなうた 詩 「ほうろう」 詩 「うつ」 詩 「言葉、しずく」 道ばたの小さな野のうたの花ですが、お読み頂けましたら、とても嬉しく思います。...
私のホームページの「好きな詩・伝えたい花」に、詩人・井上優(いのうえ・ゆう)さんの詩3篇を紹介させて頂きました。 詩 「明日が始まるとき」、「蜜」、「子どもの黄色いクツ」 (詩のタイトルをクリックするとHPをお読み頂けます)。 井上優さんは生まれながら詩人にしかなりえない人間がもつものを抱えていると私は感...
『古今和歌集』の巻第十一から巻第十五には、恋歌が一から五にわけて編まれています。五回に分けてそのなかから、私が好きな歌を選び、いいなと感じるままに詩想を記しています。 平安時代の歌論書についてのエッセイをいま並行して書いていますが、優れた歌論書、歌人に必ず感じるのは、彼自身が好きな良いと感じた多くの歌をいとおしむように、伝えようとする熱情です。 なぜなら、好きな歌を伝えることは、彼自身の心の感...
『古今和歌集』の巻第十一から巻第十五には、恋歌が一から五にわけて編まれています。五回に分けてそのなかから、私が好きな歌を選び、いいなと感じるままに詩想を記しています。 平安時代の歌論書についてのエッセイをいま並行して書いていますが、優れた歌論書、歌人に必ず感じるのは、多くの彼自身が好きな良いと感じた歌をいとおしむように、伝えようとする熱情です。 なぜなら、好きな歌を伝えることは、彼自身の心の感動...